角型フィルターは、風景写真を撮影するために必要なアイテムのひとつです。
なぜなら、風景写真を撮影していると、必ず撮りたくなる朝焼けや夕焼け、滝などがあるからです。
これらの被写体を美しく撮影するためには、必ずフィルターシステムが必要になります。
そのフィルターシステムのなかでも、角型フィルターは汎用性が高く、レンズや被写体を気にせずに利用することができるのです。
この汎用性が高いフィルターシステムをご紹介しますので、風景写真の撮影が上手くなりたい方は、ぜひ読み進めてください。
そうすれば、いままでとは違う、すばらしい写真を撮影できます。
- 角型フィルターの種類
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- 朝焼けや夕焼けにはハーフNDフィルター
- 滝や川をスローシャッターで撮影できるNDフィルター
- 反射を除去し彩度を高めるPLフィルター
目次
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角型フィルターをおすすめする理由
風景写真家には必須アイテムの角型フィルターですが、多くのメーカーや種類があるため悩んでいる方がいると思います。
このメーカーには、LEE、Nisi、Kani、Cokin、ケンコーやマルニなどがあります。
わたしは、LEEやケンコーのフィルターを使用していますが、高価になるため揃えるのが大変です(泣)。
また、角型フィルターの素材も重要になってきます。
NisiやKaniなどは、ガラス製になっているので、傷つきにくいのですが、割れる可能性がありますね。
このように、メーカーによりさまざまな特徴があるため慎重に選ぶ必要があるでしょう。
- なぜなら、
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角型フィルターシステムは、普通の丸型フィルターに比べて高価になるからです。
そして、フィルター特有の色被りについても考える必要があります。
フィルターの濃度が濃くなれば、どうしても色被りが発生してしまうのです。
- だから、
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RAW現像のときに色被りを除去するしかありません。
撮影条件にもよりますが、フィルターを使わずに撮影しても、色被りは発生してしまいます。
そんなときは、「PhotoshopのRAW現像で色かぶり補正の方法」の記事をご覧ください。
角型フィルターのメリット
角型フィルターのメリットは、レンズ径にかかわらず使用できることが最大の特徴になります。
また、朝焼けなどの撮影に必須のハーフNDは、角型フィルターにしかないのです。
- だから、
-
風景写真を撮影する場合は、この角型フィルターシステムを利用するしかありません。
わたしは、丸型フィルターから、角型フィルターに変更したのですが、正しい選択だったと思っています。
それだけ、角型フィルターは、風景写真撮影において必需品になるわけです。
- 例えば、
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滝をスローシャッターで撮影したり、朝焼けの露出差をハーフNDで軽減できます。
さらに、反射除去用のPLフィルターも利用することができるから安心です。
「何だかつまらない写真だなあ」「感動する写真にしたい」など、変化を求めている方には最強のアイテムですね。
角型フィルターのデメリット
この利便性が高い角型フィルターにもデメリットがあります。
それは、丸型フィルターに比べて高価になることです。
また、サイズも大きくなるので、取り扱いに注意する必要があります。
なぜなら、角型フィルターの素材に関わらず、傷ついたり、破損したりするからです。
だから、角型フィルターを利用するときは、必ずケースを使用してください。
- それが、
-
大切なフィルターを守る手段になります。
最後に、色被りが発生することがあるのですが、これは仕方ないと諦めてください。
デジタルカメラは、普通に撮影しても頻繁に色被りが発生してしまいます。
この色被りは、後処理のRAW現像で処理できるので気にせず撮影しましょう。
角型フィルターシステムの使い方動画
英語版になりますが、わたしが好きな海外の風景写真家の方になります。
Joe Cornishは、フェーズワンユーザーであり、多くの動画があるので、気になる方はぜひ見てください。
角型フィルターの種類と使い方
角型フィルターシステムを利用して、風景写真を撮影するために必要なアイテムをすべてご紹介します。
この紹介するなかでは、タンデムアダプターリングはあまり必要ないかもしれませんね。
そのほかのフィルターは必要になるのですが、高価になるため少しずつ揃えるとよいでしょう。
- タイトル
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- 角型フィルターホルダーとアダプターリング
- ハーフNDフィルターは露出差を軽減
- スローシャッターの撮影ではNDフィルターが必須
- 反射をコントロールするPLフィルター万能
- 角型フィルターケースは必ず必要
角型フィルターホルダーとアダプターリング
角型フィルターを利用するために必要なアイテムが、フィルターホルダーとリングになります。
最近のレンズ経は77mmが多いのですが、68mmや58mmなどもあるため、ホルダーを装着するときは、ステップアップリングを利用する必要があるでしょう。
このホルダーをつける場合は、標準と広角用の2種類があるので、購入されるメーカーの仕様をご確認ください。
わたしが使っているLEEの角型フィルターシステムには、タンデムアダプターというものがあり、ホルダーを二重で取り付けることができます。
このメリットとしては、ハーフNDフィルターの向きを個別に設定できることです。
あまり利用頻度は高くはありませんが持っていれば、どのような条件にも対応できるので、安心感はありますね。
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初心者必見のハーフNDフィルター
角型フィルターのなかでも、いちばん使用頻度が多いのが、ハーフNDフィルターです。
このフィルターには、ソフトとハードの2種類があります。
ソフトとハードの違いは、フィルターが黒から透明に変わる境界部分が、滑らかに変わるかの違いになるのです。
角型フィルターをはじめて利用する方などは、ソフトのND9あたりがオススメになります。
- なぜなら、
-
ハードはうまく使わなければ境界線がくっきりと目立つからです。
だから、ハード単体で利用することはあまりないでしょう。
このNDフィルターは、1枚で利用するだけでなく、2枚重ねることが度々あります。
そのため、まずはソフトのハーフNDフィルターからはじめるとよいでしょう。
NDフィルターの必要性と使い方
風景写真でよく見る、スローシャッターで撮影するために必要なNDフィルターになります。
このフィルターは、シャッター速度を遅くしたいときに利用するものになるわけです。
- 例えば、
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滝や川などの流れを糸状に見せるために使われていますね。
そのほかにも、空の雲をダイナミックに見せたりもできるフィルターになるのです。
このNDフィルターは、条件により使用する濃度が変わるので、種類違いが数枚必要になります。
わたしは、上記以外にも何枚か持っていますが、よく使っているフィルターですね。
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PLフィルターはいらないのか?
撮影していたら、「PLフィルターっているの?」とよく聞かれます(汗)。
わたしは、PLフィルターが大好きなので推奨派ですが、後処理で対応する方もいると思いますが。
ですが、後処理と撮影現場で使うのとでは、仕上がりが違うのです。
だからこそ、わたしはめんどくさがらずに撮影で対応するようにしています。
このPLフィルターは、反射除去を目的として使うのですが、コントラストなども調整できます。
それは、反射を除去するため、被写体の色が浮かび上がってくる仕組みだからです。
また、「PLフィルターってつけっぱなしでいいの?」などと聞かれることもあります。
これは、正しい使い方ではありません。
- なぜなら、
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PLフィルターは、必要な条件のときだけ使うものだからです。
そうしなければ、意味もない反射を除去するだけでなく、画質の劣化を招いてしまう可能性もあるのです。
だから、PLフィルターは必要なときだけ使うようにしましょう。
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角型フィルターケースは必須
最後は、高価な角型フィルターを守ってくれるフィルターケースになります。
このケースは、必要ないと言われる方もいますが、わたしは使って欲しいと思っているのです。
- なぜなら、
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フィルターを守るだけでなく、撮影現場での出し入れもスムーズになるからです。
そうしなければ、大切なフィルターを落として破損する可能性もあるでしょう。
だから、大切なフィルターを守るためにも、ぜひ購入してください。
わたしは、何度かフィルターを落としてしまい……、一度は割れてしまいました(泣)。
それからは、フィルターケースを使っています。
写真の中央が、お気に入りのポーチ型になるのですが、使用頻度が高いため色褪せていますね。
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角型フィルターはおすすめのまとめ
今回ご紹介した角型フィルターシステムは、風景写真家には必須のアイテムになるので、少し高価にはなるのですが購入してみてください。
そうすれば、いままでと違った風景写真を撮影できるようになります。
まずは、自分が頻繁に撮影する被写体に合わせたフィルターを選ぶことがよいでしょう。
- そして、
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少しずつ枚数を増やしていけば、どんな条件でも撮影できるようになります。
これを機会にぜひ角型フィルターを使って撮影してみてください。
これからも、有益な情報を配信いたしますので、よろしくお願いいたします。
- 角型フィルターの種類
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- 朝焼けや夕焼けにはハーフNDフィルター
- 滝や川をスローシャッターで撮影できるNDフィルター
- 反射を除去し彩度を高めるPLフィルター
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