角型ハーフNDフィルターのおすすめ比較！劇的に変わる写真

感動を伝えられる美しい風景写真を撮影したいと思いませんか？

風景写真の撮影は、太陽光のみの撮影になるので、自分で光をコントロールすることができません。

ですが、光をコントロールできなくても、対処する方法があるのです。

それが、: 今回ご紹介する「角型ハーフNDフィルター」になります。

このハーフNDフィルターを利用すると、見ている風景写真を最高の条件で撮影できるわけです。

だから、プロの写真家は、必ずハーフNDフィルターを持っています。

今回は、風景写真の撮影に必要なハーフNDフィルターをご紹介しますので、ぜひ読み進めてください。

そして、いまよりも美しい風景写真を撮影できることを願っています。

風景写真家には必要な角型フィルター

露出差がある風景でも角型フィルターがあればチャンスを逃すことなく撮影できる

Amazon

楽天

ハーフNDフィルターの魅力

水平線での露出調整が簡単
柔らかなグラデーション効果
専用ホルダーで角度調整が自由

角型ハーフNDフィルターの必要性
- ハーフNDフィルターのメリット
- ハーフNDフィルターのデメリット
角型ハーフNDフィルターの種類
角型ハーフNDフィルターの使い方
角型ハーフNDフィルターのオススメ比較
角型ハーフNDフィルターのまとめ

※本ページはプロモーションが含まれています。

角型ハーフNDフィルターの必要性

風景写真を撮影するときには、このハーフNDフィルターは強い味方となってくれます。

なぜなら、: 朝焼けや夕焼けを撮影するときに、最大の効果を発揮してくれるからです。

このハーフNDフィルターは片側が濃くなっており、反対側に向けて、透明になるグラディーションが入っています。

そのため、自然な色合いとバランスの取れた露出が得られ、印象的な風景写真を撮影できるわけです。

また、日の出や日の入り、逆光など、明暗さが大きい環境でもっとも高い効果を発揮します。

これにより、さまざまな風景の明暗さをなくすことで、白飛びや黒潰れがない写真が撮影できるようになるのです。

ハーフNDフィルターの必要性

明るさのバランス調整
後処理の手間軽減
多様なフィルターとの併用

ハーフNDフィルターのメリット

角型ハーフNDフィルターは、風景写真撮影において、光の強さを均等に調整するために利用される重要なアイテムになります。

例えば、: 空の部分だけが、オーバー露出になるのを防ぎながら、地面のディテールを鮮明にすることが可能です。

また、角型フィルターは、角度や位置を自由に調整できるので、さまざまな撮影シーンに対応することもできます。

さらに、角型なので光が斜めにいるシーンや広角レンズでも効果を発揮し、色むらが出ないようにするのです。

このような効果を発揮する角型ハーフNDフィルターは、プロの写真家には当たり前に利用されています。

そして、この優れたアイテムであるハーフNDフィルターを一度利用すれば、二度と手放せなくなるでしょう。

ハーフNDフィルターのデメリット

利便性が高い角型ハーフNDフィルターには、デメリットも存在します。

風景写真撮影などには適しているのですが、構図によってはフィルターの境界線が不自然に目立つことがあるのです。

とくに、: 山と空の境目が複雑な場合は、ハードタイプだと境界線が目立つ場合があります。

また、フィルターの扱いには少し慣れが必要になるので、初心者が難しいと感じる場合もあるのです。

そして、この角型ハーフNDフィルターは、単体での利用ができないため、別途フィルターホルダーが必要になります。

このようなデメリット以外にも、高品質なフィルターを揃えると、費用がかさむのが難点になるでしょう。

メリット	デメリット
光の強さを均一に調整できるので、風景や建築撮影に適している。	構図によってフィルターの境界線が不自然に目立つことがある。
明暗さが大きい被写体で光量差を調整し露出のバランスを取れる。	境界が複雑な被写体では不自然な仕上がりになることがある。
角度や位置を自由に調整できるため、撮影シーンに合わせた細かい調整が可能。	フィルターの扱いに慣れが必要になる。
空のオーバー露出を抑えて地面のディテールも鮮明に写せる。	専用ホルダーが必要で、コストが高くなりやすい。
撮影後の編集時間を短縮することで、自然な仕上がりが得られる。	高品質フィルターほど価格が高く、セットで揃えると費用がかさむ。

角型ハーフNDフィルターの種類

角型ハーフNDフィルターには、ソフトやハード、リバースなど、さまざまな種類があります。

そのなかでも、利用頻度が高い「ソフトとハードタイプ」をオススメするための比較を行いました。

わたしは、ソフトタイプをメインで使っているので、ハードタイプは1枚しか持っていません。

なぜなら、ハードタイプは利用頻度が低くなるからです。

このハードタイプは、1枚で利用する場合よりも、ソフトに重ねて使うことが多いですね。

そんなタイプ違いのハーフNDフィルターのメリットとデメリットは下記になります。

項目	ソフトタイプ	ハードタイプ
メリット	柔らかな境界で自然な仕上がり不規則な風景に適している自然なグラデーションが出せる汎用性が高く、幅広いシーンで使用可能初心者にも扱いやすい曇りや柔らかい光で効果的手間がかからず簡単に調整可能逆光のハイライトを抑えられる均一な効果が出やすい効果が目立ちにくい	明確な境界で水平線や直線的風景に最適明暗差が大きいシーンで効果を発揮日の出や日の入りの撮影に向いている濃度の境目がシャープで正確な効果を表現精密な露出コントロールが可能暗部への影響が少ない逆光シーンで強光を抑えやすい建築撮影に使いやすい合わせやすいシーンでは調整が簡単意図した効果を狙いやすい
デメリット	明暗差の大きいシーンでは効果が薄い明暗差の強い場面では不十分効果が弱く、露出補正に限界がある水平線がはっきりしていると効果がぼやける狭い範囲の調整が難しいレタッチで意図した効果が出にくい背景のディテールを損なうことがあるシーンや構図によって効果が曖昧	自然な効果が得られない場合がある変化の多い地形では不自然になる場合がある使いどころが限られる強い光では境界が目立つリスクがある水平線が曲がると効果が崩れやすい柔らかい境界の空や雲には不向き調整が必要なシーンで手間がかかる逆光の強い太陽に対応しづらい

角型ハーフNDフィルターの使い方

角型ハーフNDフィルターは、中央からグラディーションになっているので、境界部をうまく合わせる必要があります。

それが、できるようなれば、何種類かのフィルターを重ねて利用することもできるのです。

そのため、使い方をしっかりと理解し、経験を重ねる必要があるわけです。

この使い方が理解できれば、アイデア次第で、いままでよりも劇的に変化した風景写真を撮影できます。

注意: ハードタイプは、境界線がはっきりとするので、扱いが難しくなります。

手順	操作方法
機材準備	カメラ、レンズ、フィルターホルダー、角型ハーフNDフィルターを用意します。
ホルダー装着	レンズにフィルターホルダーをしっかりと取り付けます。
フィルター挿入	ハーフNDフィルターの黒い部分が上部になるように、ホルダーに差し込みます。
位置調整	濃度の境界線が風景の明暗の境目に合うよう、フィルターを上下に動かして調整します。
構図の確認	ファインダーやライブビューで構図を確認し、フィルター効果が均等に出ているかをチェックします。
シャッタースピード設定	光量に応じて、適切なシャッタースピードや露出補正を設定します。
最終調整	フィルター位置や露出を微調整し、希望の露出になっていることを確認します。
撮影	フィルターの効果を確認し、撮影を実行します。必要に応じて再調整します。

フィルターホルダーは必須

角型フィルターは単体での利用ができないので、取り付け用のフィルターホルダーが必要になります。

このホルダーにも、多くの種類があるため、撮影スタイルにより選ぶ必要があるでしょう。

例えば、ホルダーに設置できるフィルターの枚数が決まっていたりします。

また、PLフィルターなどの丸型フィルターをつける場合に対応できるのかなどを確認する必要があります。

そのような条件を考慮したうえで、撮影に必要なフィルターホルダーを選択するわけです。

注意: 角型フィルターの厚みにより、利用できない場合があるため注意が必要です。

ハーフNDフィルターの活用方法

ハーフNDフィルターは、さまざまなシーンで効果を発揮する優れたツールになります。

とくに、: 日の出や日の入りの撮影においては、明るい空と暗い地面との明暗さをなくし、ドラマチックな色合いを表現できます。

また、森や草原、河川などの被写体に対し、濃度の変化を利用して美しいグラデーションを作ることで、写真に奥行き感を持たせられます。

このようにハーフNDフィルターは、多彩なシーンや被写体に対して、その効果を最大限に利用することができるわけです。

そして、フィルターワークをうまく活用できれば、いままでと違う風景写真が撮影できるようになります。

利用シーン	被写体	効果
日の出・日の入り	風景、海、山	明暗差を調整しドラマティックな色合いを演出
風景撮影	森、草原、河川	自然なグラデーションを作り奥行き感を強調
建築撮影	建物、橋	明確な境界を持ち構図を整える
逆光シーン	人物、シルエット	逆光のハイライトを抑えてディテールを保持
ポートレート撮影	人物、とくに屋外撮影	背景と前景の明暗差を和らげ被写体を際立たせる
夜景撮影	都市景観	街灯や星空の明暗差を調整
雪景色撮影	雪山、冬の風景	明るい雪の反射を抑えてバランスの取れた露出

シャッタースピードとの関係

利便性の高いハーフNDフィルターですが、利用すると濃度に応じて、シャッタースピードが遅くなります。

例えば、: ND8を使うと、1/1000秒のシャッタースピードが1/125秒に変化し、3ストップの明るさを減少することになるわけです。

これにより、被写体を柔らかく流すように撮影したり、逆光の空の明るさを抑えたりすることが可能になります。

ですが、通常の撮影時に利用するシャッタースピードよりは、遅くなるので被写体ブレに気をつける必要があるでしょう。

濃度（ND値）	ストップ数（EV）	シャッタースピード（例）	変化の目安
ND2	1	1/1000秒 → 1/500秒	1ストップの明るさを減少
ND4	2	1/1000秒 → 1/250秒	2ストップの明るさを減少
ND8	3	1/1000秒 → 1/125秒	3ストップの明るさを減少
ND16	4	1/1000秒 → 1/60秒	4ストップの明るさを減少
ND32	5	1/1000秒 → 1/30秒	5ストップの明るさを減少
ND64	6	1/1000秒 → 1/15秒	6ストップの明るさを減少
ND128	7	1/1000秒 → 1/8秒	7ストップの明るさを減少
ND256	8	1/1000秒 → 1/4秒	8ストップの明るさを減少

角型ハーフNDフィルターのオススメ比較

風景撮影に必要なハーフNDフィルターは、写真の表現の幅を広げる最強のアイテムです。

そのため、多くのメーカーが多彩な製品を販売しているので、どれを選べばいいか分からなくなります。

そして、結局諦めてしまうようになるのです。

ですが、ハーフNDフィルターを使った撮影を経験すれば、そんな考えも吹き飛んでしまうでしょう。

だから、「まだ使ったことがないよ」って方のために比較しました。

この比較したメーカーは、初心者からプロまで利用できる最高の品質で作られたものになります。

角型ハーフNDフィルターに興味がある方は、ぜひ一度ご覧ください。

注意

NDフィルターの複数枚利用はできますが、画質が劣化する可能性があります。

そのため、濃度違いを持ち合わせて、1枚で利用することがよいでしょう。

販売先	メーカー	オススメ度	価格	素材	特徴	メリット	デメリット	オススメポイント
Amazon 楽天	NiSi	★★★★★	￥19,000〜	ガラス	高透過率色収差低減	色再現性が優れている	価格がやや高め	プロ向けの高品質
Amazon 楽天	Lee	★★★★☆	￥21,000〜	ガラス	プロ仕様の優れた光学特性	撮影における信頼性が高い	高価格帯	フィルター品質の定評がある
Amazon 楽天	Kani	★★★★☆	￥20,000〜	ガラス	耐久性が高いデザイン	割れにくく長持ちする	ラインナップが少ない	日本製で品質の安定がある
Amazon 楽天	Kenko	★★★☆☆	￥6,000〜	ガラス	幅広いラインナップ	高いコストパフォーマンス	フレアが出ることがある	人気のブランドで安心感
Amazon 楽天	Cokin	★★★☆☆	￥19,000〜	ガラス	モジュール式システム	多様な組み合わせが可能	大きめで持ち運びが不便	クリエイティブな表現が可能
Amazon 楽天	H&Y	★★★☆☆	￥27,000〜	ガラス	薄型設計で軽量	持ち運びに便利	取り扱いが少ない	革新的なデザイン
Amazon 楽天	HAIDA	★★★☆☆	￥28,000〜	ガラス	高透過率フレア対策	色味が自然で使いやすい	一部のフィルターが厚い	手頃な価格で高性能

ハーフNDフィルターを選ぶ基準

角型ハーフNDフィルターには、ガラス製と樹脂製があります。

そのため、ハーフNDフィルターを選ぶときは、その素材の特徴を理解したうえで決定する必要があります。

また、素材だけでなく、メーカーも慎重に選ぶことが重要になるでしょう。

なぜなら、: 同じメーカーのフィルターを利用することが、色被りやホルダー設置の問題がなくなるからです。

この角型ハーフNDフィルターは、フィルターワークの入り口なので、これから多くの種類を使うことになるでしょう。

項目	ガラス製	樹脂製
メリット	高解像度でクリアな描写を実現耐傷性が高く傷がつきにくい光学性能が安定して色むらが出にくい長期使用でも品質が劣化しにくい耐熱性があり過酷な環境でも使用可能	コストが低めで初心者に適している落下時の衝撃に強く割れにくい軽量で持ち運びがしやすい柔軟性があり装着が簡単な場合が多いメンテナンスが簡単で汚れを拭きやすい
デメリット	割れやすいので取り扱いに注意が必要重いため持ち運びがやや不便収納時は注意する必要があるコストが高めで製品価格も上がるフィルター枠に合わない場合がある	耐久性が低いため傷がつきやすい熱に弱く変形することがある色むらや色調変化が発生しやすい長期使用で経年劣化しやすい光学性能がガラス製より劣る