アフロとアマナを比較してみた

目次
最大手のライブラリーサイトを比較
最大大手のアフロとアマナの違いを理解して、預入する作品を考えたいと思う。風景写真を販売して稼ぐために適しているストックフォトサイトは「どっちなのか?」また収入を多く稼ぐことが出来るサイトは「どっちなのか?」。
一概にどっちと言っても預け入れする作品や場所等で、違いがあるかと思いますが、現在現役で活動している数名のRM作家さんにいろいろ聞いた中で、私なりにまとめてみました。
なぜ比較する必要があるのか?
新しくアフロで、RM作家になった方の大半は、独占契約のみになっているため、アフロとアマナに同じ写真を預け入れすることが出来ません。2社に均等に作品を預け入れするためには、2倍の写真を撮影する必要があります。また目標の預入枚数を達成するためには、どっちかをメインにして、預入する必要が出てきました。
1つの被写体で、売れ筋の作品を10枚も20枚も撮影することが出来ないからです。それならどちらかをメインに預入して、預入枚数を増やすしか無いと判断したからです。
販売写真を預ける方法
●アフロの場合
写真とキャプション(タイトルやキーワードとその他必要事項を記入したエクセルファイル)をCDに焼き郵送する必要があります。もちろん郵送費などは、当方負担です。
●アマナの場合
インターネットで、会員専用ページからアップロード出来ます。1回の操作で複数の写真をアップロードすることが出来ます。またアップロードスピードも早くストレスなく出来ました。アップロードが完了するとキャプションシートをダウンロード出来るので、ローカル環境で、記入してアップロードすることが出来ます。管理パネルで、登録することも出来ますが、キャプションシートに記入する方が簡単かと思います。記入が終わればキャプションシートをアップロードして、申請すれば終了です。
申請から販売までの日数
●アフロの場合
これが本当に長いです。3ヶ月から4ヶ月かかります。いろんな作家さんに話を聞いたのですが、最近は4ヶ月位かかっている方が多いみたいです。少し改善してもらいたいですね。
●アマナの場合
現在申請しているのですが、まだ販売まで至っていません。アマナの担当者に話を聞いてみたのですが、1ヶ月から1ヶ月半くらいで、販売が開始されるみたいです。
売れる写真の傾向
●アフロの場合
有名観光地の風景写真(RM)がよく売れている見たいです。アフロのサイトを見ても分かると思いますが、風景写真のほとんどがRMで、販売されています。RFの販売枚数は非常に少ないです。この辺りから推測してもアフロはRFよりRMがよく売れていると思われます。また現役の作家さんに話を聞いても「アフロはRMしか預けていない」と言っていました。
●アマナの場合
アマナはRFに力を入れているのでしょう。サイトを見てもRFが先に表示されている傾向があります。またRFで販売されている風景写真も多く登録されています。このことを現役の作家さんに聞いてみたのですが、アマナの場合は、バラバラでした。RMだけの人やRMとRFの両方の方などいて、判断出来ないでいます。自分の作品によって決めるのが良いかと思います。
このことから判断すると風景写真はアフロが良いみたいです。イメージ的な写真はアマナの方が良いかと思います。どちらにしても預入枚数がある一定の枚数にならなければ、作品に動きが出ないと言われています。最低でも1000枚以上は必要かと思いますので、まだまだ時間がかかりそうです。
まとめ
アフロの作品登録に数ヶ月もかかるのは、作家さんが新作をアフロに多く預けていて、登録作業が追いついていないとも考えることが出来ます。っと言うことはやはりアフロの方が良く売れるのでは無いでしょうか?
数名の作家さんに話を聞いても7:3や8:2でアフロの方が販売枚数が多いと言っている方もいます。私はアフロに力を入れて、預入する枚数を増やしたいと思っています。アマナにはイメージ的な写真をRFで、預入していく方向で、現在枚数を増やしています。