風景写真を撮影するときに、「ダイナミックに撮影したい」「滝や川を幻想的に表現したい」なんて思ったことはありませんか?
普段と違った風景写真を撮影したいときには、NDフィルターが必要。
このフィルターは、光の量を調整することで、ダイナミックな動きのある写真を撮影できるんです。
そんな、感動を伝えられる写真を撮影するために必要なNDフィルターをご紹介します。
このNDフィルターを使いこなせるようになれば、あなたの写真が劇的に変化することは間違いないでしょう。
だから、いまよりもステップアップしたいと考えている方は、ぜひ読み進めてください。
- NDフィルターの魅力
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- 長時間露光で流れる雲を撮影できる
- スローシャッターで滝や川の流れを撮影できる
- 長時間露光で人を消す撮影ができる
目次
※本ページはプロモーションが含まれています。
角型NDフィルターの必要性
NDフィルターには、角型と丸型がありますが、オススメするのは角型NDフィルターになります。
なぜかというと、角型フィルターは汎用性が高く、利用できる種類も豊富だからです。
そして、この角型NDフィルターが必要になる撮影シーンは多くあります。
- 例えば、
-
滝や川を白糸状に撮影したり、雲をダイナミックに見せたりするために必要になるのです。
これは、数えきれないほど、多くの被写体が存在しています。
そのため、躍動的な感動する写真を撮影するには、NDフィルターが必要になるわけです。
風景写真撮影における重要なアイテムである、角型NDフィルターのオススメを比較したので、ぜひ読み進めてください。
そして、NDフィルターの理解を深めて、感動を伝えられる写真を撮影して欲しいと思っています。
- 角型NDフィルターの特徴
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- 精密な光量調整が可能
- 長時間露光による表現が自在
- 画質への影響が少ない
NDフィルターのメリット
写真撮影は、シャッタースピード、絞り、ISOの組み合わせになるのですが、これには限界があります。
その限界を変えることを可能にしたのが、NDフィルターになるのです。
NDフィルターを利用すると、写真撮影に必要な要素の組み合わせに幅ができるので、撮影する写真も大きく変わります。
- それは、
-
いままでに見たこともないような写真を撮影できるわけです。
代表的なNDフィルターを活用する被写体は、滝や川になるでしょう。
これらの被写体を速いシャッタースピードで撮影すると、なんだか味気ない写真になってしまいます。
そんなときに、NDフィルターを使って、シャッター速度を遅くすれば、感動的な写真が撮影できるというわけです。
感動的な写真は、滝に限定されるわけではなく、幅広い利用用途があります。
そのため、プロの写真家は、必ず持っている必須アイテムになるでしょう。
- 角型フィルターのメリット
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- 動きのある写真を表現できる
- 感動を伝えられる写真を撮影できる
- アイデア次第で写真が激変する
- いままでとは違う写真でステップアップ
NDフィルターのデメリット
角型フィルターのデメリットとしては、通常の丸型フィルターに比べて装着や取り扱いが少し複雑になります。
また、丸型フィルターに比べると大きくなるので、収納スペースやケースも必要になるでしょう。
そして、価格についても、丸型フィルターに比べて高くなるわけです。
- 角型フィルターのデメリット
-
- 丸型フィルターより高価になる
- 取り扱いが少し複雑になる
- 収納スペースやケースが必要になる
- 角型フィルター単体では利用できない
角型NDフィルターの種類
角型NDフィルターは、豊富な種類やサイズがあるので、利用する機材に合わせたものを選ぶ必要があります。
基本的に、フィルターの種類やタイプは、少しずつ買い足せばいいのですが、サイズは度々変更できないので慎重に選ぶ必要があるでしょう。
一般的に使われているものは、角型フィルターシステムの100mmになります。
そのほかにも、150mmや75mmもあるので、利用用途に応じて選択する必要があります。
フィルターの種類 | 特徴 | 適している条件 |
---|---|---|
150mmシステム | 大型レンズ対応で広い視野での撮影が可能 | 広角レンズ使用時の風景写真や建築写真 |
100mmシステム | 一般的なレンズに幅広く対応 | 初心者から上級者までさまざまなシーンで使用 |
75mmシステム | 小型レンズやミラーレスカメラ向け | 旅行やスナップ撮影が目的の場合 |
角型NDフィルターの使い方
角型NDフィルターを使用するには、レンズに装着するためのアダプターホルダーが必要になります。
このホルダーにフィルターを装着することで、簡単に位置調整ができ、よりクリエイティブな写真撮影が可能になるのです。
また、撮影シーンに応じてフィルター濃度を選ぶことも重要です。
手順 | 操作内容 |
---|---|
1 | アダプターホルダーをレンズに取り付ける |
2 | NDフィルターをホルダーに装着する |
3 | フィルターの位置を調整する |
4 | カメラ設定(ISO、絞り、シャッタースピード)を設定する |
5 | 必要な露出になるようにシャッタースピードを調整する |
6 | 撮影をする |
- 角型NDフィルターの使い方
-
- アダプターホルダーは必ず必要
- 角型フィルターの利用シーンを知る
アダプターホルダーは必要
角型フィルターは単体の利用ができないので、取り付け用のフィルターホルダーが必要になります。
このホルダーにも、多くの種類があるため、撮影スタイルにより選ぶ必要があるでしょう。
例えば、ホルダーに設置できるフィルターの枚数が決まっています。
また、PLフィルターなどの丸型フィルターをつける場合に対応できているかなど。
そのため、撮影に利用したいフィルターの種類や枚数により、ホルダーを選択する必要があります。
- 注意
-
角型フィルターの厚みにより、利用できない場合があるため注意が必要です。
NDフィルターの撮影シーン
角型NDフィルターは、とくに滝や流れる川の撮影にオススメです。
これらの被写体を撮影するときに、NDフィルターを利用すれば、日中の強い光を抑えながらスローシャッターを利用できます。
そうすれば、水の流れを滑らかに表現できるわけです。
また、雲が流れる風景やライトの光跡など、動きのある被写体の撮影にも適しています。
異なる濃度のNDフィルターを使い分けることで、さまざまなシーンで印象的な写真が撮影可能になるでしょう。
被写体 | 効果 |
---|---|
流れる水 | 滝や川の水を滑らかに表現し、白糸状のような質感を作る |
雲 | 動く雲を長時間露光でドラマチックに捉える |
人や動物 | 動きのある被写体を躍動的に撮影する |
車や交通 | 車の流れを滑らかにし、動きのある印象を与える |
NDフィルター濃度とシャッタースピード
NDフィルターには、さまざまな種類があり、撮影条件により使用する濃度が変わってきます。
この濃度は、シャッタースピードを遅くするための基準になるのです。
風景写真撮影などでは、一般的に「ND4〜ND64」までが、よく利用されています。
わたしの場合は、ND8からND32あたりが、もっとも利用頻度が高い濃度ですね。
また、NDフィルターは、1枚では対応できない場合があるので、何枚か持っておくとよいでしょう。
そうすれば、複数枚での利用ができるため、濃度が薄いものを重ねることも可能です。
- 注意
-
NDフィルターの複数枚利用はできますが、画質が劣化する可能性があります。
そのため、濃度違いを持ち合わせて、できるだけ、1枚で利用することがよいでしょう。
NDフィルター濃度 | 光量減少段数 | シャッタースピードの変化 |
---|---|---|
ND2 | 1段 | 1/50秒 |
ND4 | 2段 | 1/25秒 |
ND8 | 3段 | 1/12.5秒 |
ND16 | 4段 | 1/6.25秒 |
ND32 | 5段 | 1/3.125秒 |
ND64 | 6段 | 1/1.56秒 |
ND100 | 約6.6段 | 約1.5秒 |
ND128 | 7段 | 1.25秒 |
ND256 | 8段 | 2.5秒 |
ND500 | 約9段 | 約5秒 |
ND1000 | 10段 | 10秒 |
ND2000 | 11段 | 20秒 |
ND32000 | 15段 | 約327秒 (約5分27秒) |
角型NDフィルターのおすすめ比較
角型NDフィルターは、メーカーによって、性能や価格が変わってきます。
- そのため、
-
「どのメーカーにすればいいの」と悩んでしまい、決断できないわけなんです。
わたしも、はじめの1枚目は、どのメーカーを購入すればいいのか悩んでいましたね。
角型フィルターのメーカーを選ぶ基準は、種類の多さと性能になります。
なぜなら、フィルターの利用は1枚だけではないからです。
フィルターワークに慣れてくれば、ハーフNDが欲しくなったり、PLフィルターをつかいたくなったりします。
だから、フィルターメーカーを決めるときは、種類の豊富さと性能になるわけです。
そして、最後は自分の撮影スタイルや機材に合わせることが大切になるでしょう。
角型NDフィルターを選ぶ基準
角型NDフィルターを選ぶための基準は、「濃度と素材」になります。
ですが、どちらの素材にもメリットやデメリットがあるわけです。
そのため、撮影スタイルや機材に合わせて選ぶ必要があるでしょう。
下記が角型NDフィルターの素材による、メリットやデメリットになります。
ガラス製 | 樹脂製 | |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
角型NDフィルターのおすすめ比較表
角型NDフィルターのおすすめ比較が下記の表になります。
コーディング技術やライナップなどを考慮して、選んだ5メーカーになるので、ぜひご覧ください。
販売先 | 画像 | メーカー | オススメ度 (★) | 価格 | 特徴 | 素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
KANI | ★★★★★ | ¥17,820円 | 防水・防油コーティング | ガラス | 価格が手頃 | 傷が付きやすい | ||
LEE | ★★★★☆ | ¥31,817円 | プロ仕様フィルター | 光学ガラス | 多彩な濃度、正確な色再現性 | 価格が高い | ||
NiSi | ★★★★★ | ¥18,900円 | 優れたカラーバランス | 光学ガラス | 色調変化が少ない | やや厚みがある | ||
H&Y | ★★★★☆ | ¥18,880円 | 高耐久コーティング | ガラス | 高解像度、カラーキャスト少 | やや高価 | ||
Cokin | ★★★☆☆ | ¥12,590円 | 樹脂製で軽量 | 樹脂 | 持ち運びやすい | 色調変化が出やすい |
角型NDフィルターおすすめランキング
角型NDフィルターを代表するオススメのメーカーになります。
このNDフィルターは、あなたの写真を劇的に変化させるきっかけになる最強のアイテムになるでしょう。
プロの写真家からカメラ愛好家の方まで、幅広い支持を受けているメーカです。
いまよりも、ステップアップしたい方や、感動を伝えられる写真を撮影したいと考えている方に最高のNDフィルターをご覧ください。
特徴 | 防水・防油コーティング | メリット | 価格が手頃 |
素材 | ガラス | デメリット | 傷が付きやすい |
メリット
- 色むらが少なく自然な色再現が可能
- 耐久性のある防水・防油コーティング
- 高精度な光学ガラスを使用し解像度が高い
- コストパフォーマンスが高く手頃な価格
- 初心者にも扱いやすい簡単な取り付け構造
デメリット
- 高濃度では若干の色かぶりが出る場合がある
- 樹脂製フィルターに比べて割れやすい
- とくに高濃度タイプは価格が上昇する
- 傷がつきやすく丁寧な取り扱いが必要
- 高温でコーティングが劣化する可能性がある
特徴 | プロ仕様フィルター | メリット | 多彩な濃度、正確な色再現性 |
素材 | 光学ガラス | デメリット | 価格が高い |
メリット
- 色再現性が高くプロフェッショナルに対応
- 豊富な濃度バリエーションが選択できる
- プロからの信頼があり写真家に支持されている
- 専用ホルダーとの互換性がよく安心感がある
- 反射防止コーティングが優れている
デメリット
- 価格が非常に高く手軽に購入できない
- 市場での流通が少ないため在庫不足になる
- 高濃度フィルターは色かぶりが出ることがある
- 初心者には使いこなすのが難しい場合がある
- 交換用フィルターの選択が少ない
特徴 | 優れたカラーバランス | メリット | 色調変化が少ない |
素材 | 光学ガラス | デメリット | やや厚みがある |
メリット
- 色かぶり補正技術が優れ撮影後の補正が少ない
- 色むらや色かぶりが非常に少なく自然な色再現
- 耐久性が高く過酷な環境でも使用可能
- 反射防止コーティングが優れている
- 高品質な光学ガラス使用で優れた解像度を実現
デメリット
- 割れやすく取り扱いに注意が必要
- 初心者には扱いが難しいと感じることがある
- 特定のホルダーと互換性がない場合がある
- 光量減少すると色むらが出ることがある
- フィルターの縁が光を反射することがある
特徴 | 高耐久コーティング | メリット | 高解像度、カラーキャスト少 |
素材 | ガラス | デメリット | やや高価 |
メリット
- 磁気アタッチメントなので着脱が素早く簡単
- 高品質光学ガラス使用でクリアで自然な色再現
- 多層コーティングにより安定した描写
- 防水・防油コーティングが施され汚れに強い
- 取り付けがしやすいため操作がスムーズ
デメリット
- 磁気システムのため価格が高め
- 落下時に割れやすく取り扱いに注意が必要
- 磁気フィルターとの磁力が強すぎる場合がある
- 高濃度で色かぶりが発生する場合がある
- 他社製ホルダーに非対応の場合がある
特徴 | 樹脂製で軽量 | メリット | 持ち運びやすい |
素材 | 樹脂 | デメリット | 色調変化が出やすい |
メリット
- 樹脂製で軽量で持ち運びが簡単
- 手頃な価格で初めてのNDフィルターに最適
- 豊富な濃度のラインナップがあり選択肢が広い
- 柔軟性があり落下時の衝撃に強い
- 初心者に扱いやすく簡単に装着できる
デメリット
- 樹脂製のため光学性能がガラス製に劣る
- 色むらや色かぶりが出やすい
- 耐久性が低く傷がつきやすい
- 高温下で歪むことがあるため熱に弱い
- 長期間使用すると経年劣化しやすい
角型NDフィルターで写真が変わる
NDフィルターを使うと写真が変わる
- アイデア次第で見たことがない写真を撮影できる
- 動きがある躍動的な写真を撮影できる
- いままでに撮影したことがない写真を撮れる
カメラのフィルターには、さまざまな種類があるのですが、そのフィルターのなかでも、NDフィルターは、最初に必要になります。
- なぜなら、
-
利用できる被写体の数が多いことや、動きを感じさせられる写真を撮影できるからです。
そうすれば、いままでと違った写真を撮影することができるでしょう。
そして、このNDフィルターを利用する方法は、プロも愛用している撮影テクニックのひとつになります。
この撮影テクニックは、初心者でも簡単にできるので、オススメですね。
角型NDフィルターのおすすめまとめ
今回は、角型NDフィルターのオススメ比較をまとめてみました。
数あるカメラ機材のなかでも、フィルターは、写真を劇的に変化させる効果を持っています。
- そのため、
-
利用頻度も高くなるのですが、使っていない方が多いのも事実です。
ですが、それはもったいない話なので、紹介することにしました。
だから、ぜひ利用を検討してみてください。
そうすれば、いままでの写真とは明らかに変わります。
また、それは写真に変化をもたらすだけでなく、撮影技術の向上にもつながるわけです。
ぜひ、フィルターワークの魅力を体験して、すばらしい写真を撮影してください。
- NDフィルターの魅力
-
- 長時間露光で流れる雲を撮影できる
- スローシャッターで滝や川の流れを撮影できる
- 長時間露光で人を消す撮影ができる
おすすめ角型フィルターはおすすめ!自然光をコントロールする活用術
角型フィルターは、風景写真を撮影するために必要なアイテムのひとつです。なぜなら、風景写真を撮影していると、必ず撮りたくなる朝焼......