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広角レンズを使って風景写真を上手く撮影しダイナミックに見せる使い方

広角レンズを使って風景写真を上手く撮影しダイナミックに見せる使い方

目次

広角レンズを使いこなせたら一流

風景写真を撮影している方ならよく耳にする言葉の一つかと思います。「広角レンズを使いこなせたら一流」ってどういうことですか?広角レンズをカメラに付いけてシャッターを押すだけではダメなのでしょうか?

標準レンズや望遠レンズと同じような使い方をする場合もあるのですが、広角レンズを上手く使うことで、「今までと違う別世界が見えてくる」これが本当の広角レンズの使い方です。壮大な風景を大きく入れたいから広角レンズで切り取るって方法もありますが、これは、標準レンズや望遠レンズと同じ撮影方法です。

望遠レンズなどは、大きく一部を切り取る事で、メインの被写体やパターンを強調する事ができます。また一番綺麗な部分だけを切り取り作品に仕上げるためにもよく利用されているレンズの一つです。ただ問題は、よく言われるストーリーのある風景写真を作り出すには、不向きなレンズです。

やはり物語性(ストーリー)を1枚の風景写真の中に作るためには、広角レンズが最強だと思います。漠然と広角レンズが良いと言われても分からない方もいるかと思うので、今回は広角レンズの使い方をご紹介します。

なぜ風景写真撮影で広角レンズ利用する

なぜ風景写真撮影で広角レンズ利用する

よく言われる「1枚の風景写真の中にストーリー性を持たせる事が重要」海外の写真家の多くの方がこの方法で、風景写真を撮影しています。この様な風景写真を撮影するには、2つの事が必要になります。

1つ目は、もちろん広角レンズの利用が必修!その次に前景、中景、背景と言った3要素が必要不可欠になります。この2つがあれば、カメラの撮影位置を理解するだけで、広角レンズの基本的な利用法を習得することが出来ます。

後は、3つの要素を探し出す目やその要素に意味を持たせるなど少しづつステップアップすることが重要です。広角レンズを使いだした始めの頃は、練習だと思って、なんでも良いので、前景に入れることをおすすめします。岩や草など何でも問題ありません。それを繰り返しているうちに広角レンズを使いこなせてきます。あとは、ピントの位置が難しくなります。

壮大な風景写真を広角レンズで撮影する場合の前景は、ボカしません。前景から背景へと流れを作りパンフォーカスで、撮影することが基本です。

私が海外の有名写真家と撮影した時に驚いたのが、彼は、湖の湖畔の小さな石を探していました。手のひらよりもかなり小さな石です。そして形の綺麗な石を見つけたらその小石から数十cm位置にカメラを下向きにセットして撮影を開始しました。その時初めて広角レンズの使い方が理解できた様な気がしましたね。

広角レンズの使い方

広角レンズの使い方

まず三脚ですが、基本足は伸ばしません。低い位置から撮影することが重要です。※前景にもよります。そしてカメラの向きなのですが90°より下向きにして撮影します。これが基本のカメラ位置です。

そして前景から背景へと流れるように撮影します。この時重要なのが前景の大きさになります。三脚を少し前後するだけで、前景の大きさがかなり大きく変わるため注意が必要です。前景から背景へと流れる自然な大きさを選択し、構図を決めることが重要です。

前景が枯れた木になるのですが、この木にどれだけ寄れるかが広角レンズを使いこなすための必要な条件になります。※写真では分かりにくかったかもしれません(汗)

まとめ

広角レンズと言っても多くありますが、21mm位が利用しやすいかと思います。それ以下の広角レンズは、かなり技術とセンスが必要になると思うので、購入の際は良く検討してみて下さい。

今までと違う風景写真を撮影することが出来ると思います。ただどこでもこの様な撮影をすることが出来るとは限りません。ストーリー性を持たせる風景写真撮影をするには、場所選びも重要です。

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