Photoshopの特定色域の選択で発色よい色に変える方法
目次
Photoshopの特定色域で色を綺麗にする
せっかく幻想的な風景を撮影してもくすんだ色になる時があります。その風景を見た時と同じ幻想的な綺麗な風景写真にする方法が、Photoshopの特定色域の設定です。特に青空や朝焼け、夕焼けは、少しの色の違いで、印象が劇的に変わります。
Photoshopで色味をコントロールする機能は、この特定色域と色相・彩度の2つがメイン機能になります。この2つの機能を使えば、風景写真の色を大きくコントロールする事が可能です。
レッド、イエロー、グリーン、シアン、ブルー、マゼンタ、白色、中間色、ブラックの9種類の色域を細かにコントロールすることが出来ます。特定の色域からシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4種類を足したり引いたり出来るので、繊細な色にコントロールすることが可能です。
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Photoshopの特定色域の利用方法
くすんだ空の色は、作品でも販売用写真でもあまり良くない印象を与えてしまいます。それを発色良く綺麗な色に仕上げることが出来るのが特定色域の中のブルーです。また朝焼けや夕焼けの色を調整するには、レッド系やイエロー系を調整することで、より自然な仕上がりにすることが出来ます。
空の色を設定する内容
- シアンを上げる
- マゼンタを下げる
- イエローを下げる
- ブラックを下げる
上記の設定で、空の青色を発色良く澄んだ綺麗な色に調整することが出来ます。
Photoshopの特定色域の選択で変更する前と後


Photoshopの特定色域の選択で売れる色にする動画
まとめ
Photoshopの特定色域を使えば、風景写真の色を繊細にコントロールすることが可能になります。ストックフォトでは、一番重要な青空の色を売れ筋の色にするためには、この特定色域を使います。そうすることで、簡単に綺麗な青空の色を作り出すことが出来ます。
風景写真は、太陽光のみの撮影になるため光の状況や天候で、色にくすみが出ることが良くあります。そのくすみを取るために特定色の中のシアンやマゼンタなどを調整することで、細かな色味を自由に変更することが出来ます。そうすることで、自分の思いのままの色味にすることが可能です。