Photoshopで朝焼けを綺麗な色にRAW現像する方法
目次
朝焼けの色をPhotoshopで綺麗にする
ニュージーランドのワナカの朝焼けの写真です。ワナカの朝焼けを撮影したくて、5日間通いましたが、これ以上紅くなることは、ありませんでした。この右上の部分を赤くしたいと思います。ドラマティックな風景写真にするには、雲は外せないアイテムのひとつです。
以前ご紹介した「Photoshopで風景写真の色を簡単に置き換える方法」の実践編です。これからは、ワークフローも紹介したいと考えています。「各テクニックを覚えたけど、どの様に利用するの?」って声を聞く機会が増えてきたため頑張って更新していきたいと思います。
幻想的な朝焼けの空を作る方法
まず一番上に空の新規レイヤーを作ります。アクティブカラーをスポイトで、朝焼けの赤から取得します。
ブラシで朝焼けの色を塗る
ブラシの流量を40〜50%位で、雲の凹凸部分をランダムになぞっていきます。またブラシサイズを変更したり流量を変更して、二度塗りを行って下さい。※分かりにくいので、動画の方を見て下さい。
ぼかしのガウスを掛ける
ツールバーのフィルターメニューから「ぼかしのガウス」を選択します。そしてオプション設定画面の半径を調整します。※半径はブラシの塗具合で、変更して下さい。全体を均等にぼかせる半径が良いでしょう。
朝焼けの色を調整する
ブラシで塗ったレイヤーをダブルクリックします。そしてレイヤースタイル画面のカラーオーバーレイの色や不透明度を調整して、OKをクリックします。※コツは少し濃い色を選択する。そして最後は、いつものようにレイヤーの不透明度を調整して完成です。
朝焼けを綺麗にRAW現像する前と後


朝焼けを綺麗にRAW現像する動画
まとめ
このテクニックは、とても多くの範囲で利用することが可能です。夜の光線写真や水面の色など、本当に多くの範囲で利用することが出来るため是非覚えて利用して下さい。
私が利用するRAW現像の3大テクニックが「ディテール、色変え、Orton」の3つです。その3大テクニックのひとつが、このテクニックになります。その他のテクニックを合わせて応用することで、幅広い表現が可能になります。
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