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プロの風景写真家になるためにはどうすれば良いの?

お問い合わせ頂いた内容から

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お問い合わせ頂いた内容から

当ブログも少しずつ知名度が出てきたみたいで、お問合わせが多く届くようになりました。とてもうれしいことで、喜んでおります。

その中から「プロの風景写真家になるためにはどうすれば良いの?」って聞かれることがあります。ハッキリ言って、プロ、アマの境界線が分かりません(汗)。またプロやアマなどとこだわったこともありません。

よく見かける定義に「写真で生計をたてている人がプロだよ」って見ますが、違う気がします。例えば毎月赤字の会社の社長は、社長じゃないのでしょうか?そんなことないですよね。

私の知っている人の中には、プロ活動を行いながらアルバイトしている方や休日撮影して、その写真を販売し本業より稼いでる方などがいますが、アマと言っています。

収入の大小で、プロとアマを区別することは違うと思っています。またプロやアマとこだわる必要も無いと感じております。

写真家には、正式な資格があるわけではないので、定義が難しいのだと思います。そして多くの方が憧れているから、いろんなところで議論されているのだとも感じています。

ただよく考えてほしいのが、「プロになりたいのですか???」多分違うと思います。プロになるのじゃなくて、「好きな写真で生活できるだけの収入を稼ぎたい」これが本当の内容だと思います。少なくてもこの度お問い合わせ頂いた方は、そうでした。

だから今回は「好きな写真で生活できるだけの収入を稼ぐ方法」をご紹介したいと思います。

好きな風景写真で十分な収入を得る方法

私もこの方向に向かって、日々努力しているため100%の内容では、ありませんが、今までの経験で分かったことなどをご紹介したいと思います。

  • 写真を販売する(Jpgやプリント)
  • 講師などをする
  • 雑誌に写真や記事を提供する
  • ワークショップを開催する
  • ストックフォト

私の経験上大きく分けて上記の5つだと思いますが、その他にもあるかもしれませんが(汗)。

写真を販売する(Jpgやプリント)

写真で収入を得たいと考える方の多くが「写真販売」だと思います。これが本当に難しいですね。まず販売先なのですが、日本では、「一般の方に写真を売ってほしい」なんて言われたことはありませんね… 私だけかもしれませんが(汗)。

写真コンテストなどのビックタイトルを獲得するば、道は広がるかもしれません。でもビックタイトルを取った方でもあまり収入に繋がっていない方もいます。

そこで簡単にJpgを販売することが出来る「ストックフォト」が流行ったのだと思います。確かに収入を得ることが出来る近道には違いありません。

ストックフォトには、RMとRFがありますが、RMの代名詞が、アフロやアマナで、マイクロストックは、ピクスタやistockなどがあります。

私は写真を始めた頃にマイクロストックを利用していましたが、月数千円から1万円位と本当に少なかったです(泣)。そこで、1年くらい前からRM作家として活動を始めました。

なぜRMをはじめたの???

理由は簡単で、RMはRFに比べて、未だに販売単価が高いからです。販売単価が高いものは、1枚十数万円などがあります。「じゃぁ始めよう」って思う前にじっくり考えて下さい。

昔のRM作家さんなどは、年収億超えの人もいたみたいですが、現在は本当に厳しくなっています。また始めにかなりの投資金額が必要になるため、真剣に考えて始めることが重要です。 ※生活できるだけの収入を得る場合

本業を持っている方で、「たまに数万円の収入が入れば良いなとぁ〜」と考えている方は、チャレンジしても良いと思います。そしてある一定の収入を得ることが出来れば本業にすることも出来るかもしれませんね。

プリント販売

私の最終目標は、海外の写真愛好家の方にプリント販売して、十分な収入を得たいと考えています。でもこれは、かなりの難関だと感じています。また自分の周りに海外にプリント販売して、収入を得ている方がいないため、手探りで頑張っています。

そして利用しているのがSNSです。一番重要なことが、自分の作品を一人でも多くの方に見てもらう事がプリント販売に繋がると思っています。

私の写真を購入したいと思っている方は、世界の何処かに絶対にいると思っています。ただその方の目に止まっていないだけだと… 実際に先日Facebookで、プリントの値段を聞かれました。

そして少しでも露出するために努力するから、撮影技術や現像技術も上がっていきます。なぜならSNSで、露出を高めるためには、投稿サイトにシェアされることが、とても有効だからです。シェアされるために数限りない努力をするため、必然的に技術が向上します!

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講師などをする

私の周りにも数名講師をしている方がいます。地方の自治体が行っている写真教室やカルチャースクール、また旅行会社が企画する撮影ツアーの講師などをして、生計を立てている方がいます。

これは、写真販売よりもハードルが高いと思われます。私は一度も有料の講師をしたことが無いため詳しくは分かりませんが、撮影ツアーとRAW現像の教室がメインで、土日に生徒を集めて開催している方が多い感じです。

そして収入は、バラバラですね。日給1万円から10万円の方がいるみたいです。そしてその講師の仕事を得るには、知人の紹介などが多いと感じました。例えば写真協会やカメラブループなどに所属して、幅広い年齢層の仲間を作ることで、多くのチャンスを得ることも出来ると思います。

雑誌に写真や記事を提供する

昔は企画物を出版社に持ち込む方法や写真を送る方法が支流だったみたいですが、今は違う感じですね。とある出版社の方に聞いた話では、今だに多くの写真が送られて来るみたいですが、目にとまることは、難しいと感じました。

やはりSNSで知名度を上げることが近道のような感じです。そして自分ひとりなら1馬力ですが、協会やグループに所属するといろんな情報が入ってきます。イコールチャンスが広がると言うことです。

同じ目標を持った方などが多く所属する協会やグループを見つけて、積極的に参加することが、いろんなチャンスを得る最大の近道だと思ってください。そして出版社などに写真や記事などを送ってみることも良いと思います。

ワークショップを開催する

これもやはりかなりハードルが高いですね。自分の知名度が上がらなければ、個人で開催しても参加者を集めることは、とても難しいと思います。

全てにおいて言えることは、自分ひとりなら1馬力なのですが、協会やグループに参加することにより、何馬力にもなります。そしていろんな情報を得ることが出来ると思って間違いありません。

ただ方向性や志が同じ方が多いところに所属しなくては、無駄な時間を費やすことにもなると思いますので、慎重に選ぶことが良いと思います。

まとめ

すべてに共通する事が、とても難しいという事です。でも不可能ではありません。どんな営業でも、まずは知ってもらう事が重要になります。世の中にこんな商品(作品)があると言う事を知って貰う為に広告費をかける事無く幅広く宣伝できるのがSNSだと思ています。

自分の知名度が上がるまでは、多くの方と共同に活動することが重要だと思います。そして少しずつ自分だけの活動を行って、進むべき道を見つけることが良いと思います。私も様々なことにチャレンジしているので、定期的に情報を公開したいと思っているので、よろしくお願いいたします。