風景写真を撮影するときには、PLフィルターが必要な理由を知っていますか?
- PLフィルターは、
-
反射を除去するだけでなく、コントラストや彩度を高めてくれます。
それらのメリットを活用すると、風景写真を最大限に美しくしてくれるのです。
撮影後に、帰宅してからRAW現像をしていると、被写体の一部が白飛びしていた経験はないでしょうか。
また、撮影場所で見た紅葉は、もっと綺麗だったのに写真はなんだかくすんでいない。
そのような経験をしたことは多いと思います。
今回は、風景写真を美しく撮影するためのアイテムであるPLフィルターをご紹介します。
- オススメポイント
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- 水辺の情景で光の反射をコントロールできる
- 細かな反射を除去しコントラストを高くできる
- 空の色をきれいな青色にすることができる
目次
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PLフィルターはいらないのか徹底解説
風景を撮影していると、「PLフィルターはいらないよね」なんて、聞かれることがあります。
これは、よく議論されている内容でもあるのですが、わたしの意見はPLフィルターは必要です。
- なぜなら、
-
反射をコントロールすることは、風景写真撮影には必須になるからです。
例えば、後処理で対応する方もいると思いますが、PLフィルターを使ったときの写真とは仕上がりが違います。
だから、わたしは、PLフィルターを推奨しているのです。
このフィルターは、反射をコントロールできるので、彩度やコントラストを調整できるわけです。
そして、撮影現場で、その変化する状況を確認しながら、構図を決定することがとても大切になります。
だから、PLフィルターの利用をオススメしているのです。
まだ、使ったことがない方は、ぜひ利用してみてください。
- PLフィルターの魅力
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- PLフィルターの効果
- デジタル補正との違い
- 使わない選択肢
反射除去のPLフィルターは必需品
写真撮影において、PLフィルターは必需品になることは間違いありません。
わたしの友だちには、プロのブライダルカメラマンがいるのですが、この方も野外の撮影ではPLフィルターを利用しています。
PLフィルターは、風景写真撮影だけでなく、あらゆるジャンルの写真に適用できるわけです。
とくに、野外で撮影している方には、必需品になります。
- なぜなら、
-
反射をコントロールすることは、写真の仕上がりを変えるからです。
その仕上がりは、誰が見ても簡単に区別できるほどの違いがあります。
だから、わたしはPLフィルターを推奨しているわけです。
その劇的な違いを体感すると、もうPLフィルターの虜になるでしょう。
- PLフィルターのメリット
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- 反射をコントロールできる
- 風景撮影の必須アイテム
- 鮮やかな色彩再現を実現する
PLフィルターのメリット
PLフィルターのメリットについては、数多くあるのですが、最大の特徴は反射をコントロールできることです。
反射をコントロールすることは、写真の仕上がりを左右することになるわけです。
その効果は、ひとつだけではありません。
写真全体の雰囲気から、彩度、コントラスト、視線誘導などさまざまな効果を適用させられます。
その効果は、風景写真を劇的に美しくさせてくれるのです。
これらの多彩なメリットがあるPLフィルターなので、そのほかのフィルターに比べると高くなります。
PLフィルターのデメリット
多彩な効果を発揮してくれるPLフィルターにも、デメリットが存在します。
それは、レンズの保護フィルターやNDフィルターなどに比べて高価になることです。
- ですが、
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その金額に見合う仕事はしてくれることは間違いありません。
また、効果なフィルターなのに、コーディングが劣化することもデメリットのひとつです。
この劣化は、PLフィルターの使い方や使用頻度にもより変わるため断言はできません。
ですが、一般的には5年くらいが目安とされていますが、わたしの場合は3年くらいで買い替えています。
たぶん、使い方が荒いのでしょう(汗)。
わたしは、PLフィルター推奨派なので、あまりデメリットは書きたくないのですが、最後にひとつ。
被写体とレンズに1枚のフィルターを設置するため、画質が劣化することと、光量が減少します。
この画質については、ほとんど分からないレベルの話です。
ですが、光量の減少は明らかに分かります。
- なぜなら、
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シャッター速度が1~2段分遅くなるからです。
シャッター速度が遅くなるということは、写真がブレてしまう可能性があるわけです。
でも、1~2段分なので、わたしはまったく気にしていません(笑)。
PLフィルターの使い方
PLフィルターの使い方については、とても簡単で、レンズの先端に取り付けになります。
このとき注意するのは、、レンズ径にあったPLフィルターを購入することです。
そうしなければ、取り付けられないわけです。
ただ、ちょっとしたテクニックとして、自分が持っているレンズ径の大きなものに合わせて購入しておくと、径が小さなレンズはステップアップリングで対応できます。
- そうすれば、
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1枚のPLフィルターを使い回せるので、コスパの面でもお得になるでしょう。
脱線してしまいましたが、PLフィルターの使い方は、レンズの先端につけて、ファインダーをのそきながら回すだけです。
このとき、反射をコントロールするために、ファインダー越しに回すのがコツになります。
PLフィルターを回して、反射状況がベストの状態になれば、シャッターを切るだけですね。
角型フィルターシステムに付ける方法
補足になりますが、角型フィルターに取り付ける場合は、105mmのリングが必要になります。
これは、各メーカーにより変わると思いますが、わたしが使っているLEEは、角型フィルターホルダーの前にネジ穴があるので、そこにリングを固定するだけです。
- そのリングは、
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常時つけっぱなしになるため、気になる方はホルダーをもうひとつ用意するとよいでしょう。
ちなみに、わたしの場合はタンデムアダプターを利用しているので、2つのホルダーを使っています。
この角型フィルターシステムが気になる方は、「角型フィルターはおすすめ!自然光をコントロールする活用術」の記事をご覧ください。
角型フィルターの全種類の使い方から機能などを紹介しています。
PLフィルターつけっぱなしで問題ない!?
最後に、何度も聞かれる「PLフィルターはつけっぱなしでいいの」になります。
これは、断言してもいいのですが、ダメです。
意味もなく、PLフィルターをつけっぱなしにすることは、なんのメリットもありません。
その反面、デメリットはいくつもあるわけです。
必要もないのに、PLフィルターをつけっぱなしにすることは、コーディングの劣化を促進してしまいます。
また、意図しない反射まで除去されてしまうので、想い描いた写真からはかけ離れてしまうでしょう。
- だから、
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PLフィルターはつけっぱなしにするのではなく、必要に応じて使用してください。
それが、美しい風景写真を撮影するためには、大切なことになるのです。
PLフィルターはいらないのか徹底解説のまとめ
風景写真や野外の撮影に必要なPLフィルターをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
わたしは、PLフィルター推奨派なので、意見がちょっと寄っていたかもしれませんね(汗)。
ですが、反射をコントロールすることは、風景写真撮影において、本当に必要不可欠なので、ぜひ利用することを検討してください。
そうすれば、いままでと違う風景写真を撮影できることは間違いないでしょう。
これからも、有益な情報を配信いたしますので、よろしくお願いいたします。
- オススメポイント
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- 水辺の情景で光の反射をコントロールできる
- 細かな反射を除去しコントラストを高くできる
- 空の色をきれいな青色にすることができる
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