角型フィルターのホルダーとアダプターリングの使い方とおすすめ
目次
- LEEの角型フィルターの100mm システム
- 角型フィルターのアダプターリングにはスタンダードとワイドがある
- 一般的な角型フィルターのホルダー
- 角型フィルターのホルダーにPLフィルターを利用する
- 特殊なフィルターホルダー(タンデム用)
- 特殊なフィルターホルダー(タンデム用)の使用例
- まとめ
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LEEの角型フィルターの100mm システム
私はLEEのフィルターシステムを利用していますが、KaniやNisiなども見た目が変わるだけで、内容はほとんど同じです。少し違うのがPLフィルターだと思います。
風景写真撮影に必要不可欠なPLフィルターを簡単に利用できるためLEEを利用しています。またハーフフィルターやNDフィルターの種類の多さなども利用している点になります。
例えば朝焼けや夕焼けを撮影する時にハーフフィルターを利用したいと思ったことはありませんか?ハーフフィルターを利用するには角型フィルターシステムが必要になります。
角型フィルターを手持ちで、利用している方をよく見かけますが、フィルターホルダーを利用する事をおすすめします。なぜならハーフフィルターとNDフィルターを同時に利用することが多くあるからです。またPLフィルターにハーフフィルターなど手持ちでは、対応できない条件も多くあります。
角型フィルターのアダプターリングにはスタンダードとワイドがある
角型フィルターのホルダーを付けるためには、カメラのレンズにアダプターリングを付ける必要があるのですが、このアダプターリングには2種類あります。左がアダプターリング(ワイド)で、右がアダプターリング(スタンダード)になります。
アダプターリング(スタンダード)
標準レンズから望遠レンズに利用することが出来ます。広角レンズにも付けることが出来るのですが、四隅がケラレる可能性が出てくるため各メーカーの仕様を確認してから購入して下さい。
アダプターリング(ワイド)
私の場合は、全てのレンズのアダプターリングをワイドにしています。ワイドにすることで、ケラレる心配がなくなるからです。でも金額がスタンダードより高くなります。
サイズによって、金額も変わるのですが、アダプターリングだけで、1,2万円します。本当にビックリです。でもアダプターリングは、絶対に必要な物なので、購入するしかありません。
アダプターリングのワイド用を購入しステップアップリングで、対応しているレンズもあります。スタンダードの場合は、ステップアップリングを付けるとケラレる場合があるのですが、ワイドにステップアップリングを付ける場合は、標準レンズから望遠レンズなら問題なく利用出来ます。広角レンズは、サイズを合わせたアダプターリングのワイド用を利用しています。
一般的な角型フィルターのホルダー
一般的な角型フィルターのホルダーには、3枚のフィルターを付けて利用することが出来ます。フィルターホルダー自体は、自由に回すことが出来るため、いろんな角度に調整することが出来ます。
角型フィルターのホルダーにPLフィルターを利用する
角型フィルターシステムで、PLフィルターを利用するには、専用のリングをフィルターホルダーの前につける必要があります。利用できるフィルターの枚数は2枚+PLフィルターになります。フィルターホルダーを3枚+PLフィルターに変更することも出来るのですが、広角側でケラレる可能性があるので、2枚+PLフィルターが良いと思います。※105mmのPLフィルターは、メーカー関係なく利用できます。
特殊なフィルターホルダー(タンデム用)
LEE以外のメーカーでは、見たことが無いタンデムアダプターです。タンデムアダプターようのリングをフィルターホルダーに付けると、追加でフィルターホルダーを利用出来るようになります。2つのフィルターホルダーを利用することが可能なので、ハーフフィルターを別々の角度に設定して利用することが出来ます。
特殊なフィルターホルダー(タンデム用)の使用例
フィルターホルダーを2つ、タンデムアダプターを1つ、PLフィルターとハーフNDフィルターを2つ付けて撮影しています。
まとめ
最近は多くのメーカーが角型フィルターシステムを出しているので、自分に合ったものを選ぶことが良いと思います。私の場合は、アダプターホルダーやフィルターの多彩なラインナップからLEEのフィルターシステムを利用しています。
角型フィルターは、金額的に高価になるので、よく検討してみて下さい。そしてハーフNDフィルターを利用すると今までと違った写真を撮影することが出来ます。ハーフフィルターやNDフィルターについては、またご紹介したいと思います。
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